国際社会での活躍応援 海外研修・留学 何度でも
神戸国際大学

国際社会での活躍応援 海外研修・留学 何度でも

「神を畏(おそ)れ、人を恐れず、人に仕えよ」を建学の精神とし、経済学部(経済経営学科、国際文化ビジネス・観光学科)とリハビリテーション学部(理学療法学科)を擁する神戸国際大学。世界中にある協定大学で、まるで自分のキャンパスのように学ぶことができる「グローバルキャンパス」に見立て、多様な留学制度や在学中に何度でも協定大学で学べる制度などを設けることにより、グローバル社会で主体的に活躍できる人材の育成を目指している。

短期から長期まで多彩に 補助制度が学び後押し

海外研修を満喫する学生ら。海外初心者から上級者まで、多彩な留学制度が用意されている 国境にとらわれることなく活躍の場を求めるグローバルマインドを持った学生を育てようと、短期でチャレンジできる海外研修から長期の交換留学まで多彩なプログラムをそろえている。世界中にある協定大学をグローバルキャンパスに見立て、何度でも留学を可能にするなど学ぶ意欲にフタをしないのが、神戸国際大学流だ。
海外初心者向けに用意されているのが、イギリス、オーストラリア、アイルランドでの約1カ月間の短期留学プログラム。語学力は問わず、教職員が随行するので留学生活も安心。1年次から参加することができ、短期ながら大学から7万円程度の補助もある。
次のステップとして、世界中にある協定大学で学ぶ約1~3カ月間の海外留学プログラムが、さらに長期で学びたい学生には約6カ月~1年間の交換留学制度(大学から月6~8万円の奨学金があり、留学先の授業料は免除)もある。
成長著しいアジアの国(タイ、台湾、ベトナム)を訪ね、現地企業訪問などフィールドワークを中心とした約1週間のアジア研修(大学から3万円程度の補助あり)や、リハビリテーション学部の学生を対象にオーストラリアで現地の医療・福祉などを学ぶ海外施設研修も用意されている。
自分が気に入った国やレベルに合わせて何度でも留学できる制度を生かし、1年次にアジア研修に2度参加し、2年次は交換留学にチャレンジ、さらに卒業までにもう一度留学に挑もうとしている学生もいる。

経済学部

実践的に学べるコース制 企業連携や体験学習に力

大学のチャペルで行われる「ホテル・ブライダル・セレモニーコース」の模擬結婚式 経済学部には「経済経営学科」と「国際文化ビジネス・観光学科」の2学科がある。少人数制で教員と学生の距離が近いため親身な指導が受けられ、自分が将来進みたい分野の資格取得支援や学外での実践的な学びが充実している。
経済経営学科は9コース、国際文化ビジネス・観光学科は7コースを持つ。特別クラス以外のコースでは、1年次の「大学基礎論」で学ぶ力を身につけ、2年次で自分の将来の目標に合わせたコースが選択できるようになっている。
特に国際文化ビジネス・観光学科では、知識習得とそれを実践の場で実証するフィールドワークを重視。「ホテル・ブライダル・セレモニーコース」ではホテルで開催されるブライダルフェアにも参加し、一流のサービスをじかに体感。また、大学のチャペルを使った模擬結婚式なども体験することができる。「国際コミュニケーション・エアラインコース」では神戸空港を訪ね、普段見ることのできないゲート業務や離着陸時の見送り、カウンター業務などを見学する機会も設けられている。
専門の学びを深めたい学生には選抜制の特別クラスが設けられている。「観光特別クラス」では、旅行会社と連携し、学生が実際に旅行プランを企画し、商品として販売するまでを体験するプログラムなどを通じてプロ意識を育てる。

リハビリテーション学部

2017年度理学療法学科 国家試験 合格率100%

充実した国家試験対策で合格率100%を目指す「理学療法学科」。17年度は受験生全員が合格 リハビリテーション学部理学療法学科は、1年次から徹底した国家試験対策をふまえたカリキュラムを組み、2017年度に引き続き、国家試験合格率100%を目指している。
1年次は基礎科目を中心に履修するが、通常の授業に加え、全員対象の補習を行うほか、学習の到達度を測る理解度確認テストを都度行う。2年次の終わりからは国家試験の模試の受験が始まるが、毎回事前に専門科目の補講を行ってから臨む。国家試験を間近に控える4年次には外部講師による講義を受け、試験前の復習を徹底して本番に臨む。
同学部では1年次から専門性の高い学習を行うため不安を抱く学生も少なくない。そこで上級生が自身の体験に基づき下級生を指導する「オリターシステム」を導入している。卒業生は1・2年生に理学療法士の仕事の体験談を語り、4年生は3年生に対し長期実習がどのようなものかを伝え、3年生は1年生を対象に大学生活について話す。下級生は先輩の話に耳を傾けながら、自身の将来像を明確にし、モチベーションを高めながら学んでいく。
2017年度の理学療法士国家試験は受験者全員が合格し、合格率100%を達成した。

手厚い就職支援

1年次からキャリア教育

就業体験 何社でも可能

企業訪問や面接に役立つ「メイクアップ講座」など、各種セミナーも開催される 学生一人一人の将来の目標を実現するために、手厚いキャリアサポートプログラムを整えている。原則希望者が全員参加できるインターンシップで志望業界、職種を定めるきっかけをつくるほか、少人数制教育の強みを生かし、就職までマンツーマンできめ細かくサポートしている。
経済学部では1年次から「自己探求入門」などを通じて、自分の強みや弱みを知り、進路を考える機会にする。2年次では筆記試験やビジネスマナー講座を実施。3年次では毎週開かれる就職ガイダンスで、業界研究や履歴書作成、面接対策の講座を行う。ゼミごとに担当キャリアカウンセラーが付き、一人一人をフォロー。性格、適性、希望職種などを把握し、いつでも学生からの相談に応じられる体制を整えている。企業で就業体験を行うインターンシップも充実しており、希望者は原則全員参加可能。志望業界、業種が決まるまで何社でも申し込むことができる。
リハビリテーション学部で国家試験に合格した学生の就職内定率は100%。卒業生たちは全国各地の医療機関や福祉施設などで活躍している。

学長に聞く

世界で活躍できる人に

下村雄紀学長 ―大学の特徴は。

包括的な教養分野を基礎とし、経済・経営、国際文化ビジネス・観光とリハビリテーションの専門的な人材を育てています。少人数制の教育が最大の強みであり、学生が教員の研究室を自由に出入りするのが当たり前のオープンな環境の中でのびのびと学んでいます。キャリアサポートでも個々のニーズや適性を見抜いて成長を促すとともに、実践的キャリア教育と、一人一人を細かくフォローする体制で就職支援を行っています。

―グローバルキャンパス構想を掲げて。

神戸にある本学のキャンパスだけでなく、連携・協定を結んでいる海外10カ国23大学全体が「グローバルキャンパス」という考えのもと、1年次から参加できる「初心者」向けの短期留学をはじめ多彩な研修、留学プログラムをそろえており、異文化に触れながら学ぶことを推奨しています。留学生との学内交流プログラムを通じて多文化共生の場を整え、居ながらにしてグローバルな視野を身につける環境も整っています。

―来年(2018年)の大学創立50周年を迎えて。

「Toward a Global Campus」のスローガンを掲げ、国際化が進む現代社会でグローバルに活躍できる人材育成を目指していきます。本年度から、グローバルな舞台で活動・貢献したいと考える高校生のための受験枠を設けています。国境にとらわれることなく、国内外の社会問題に深い関心を持ち、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢を本学で養い、臆(おく)することなくグローバルに活躍・貢献できるマインドを持って社会に出ていってほしいと願っています。

在学生からのメッセージ

英語の成績向上を実感

経済学部国際文化ビジネス・観光学科2年 桑原利佳さん(19)

小さい頃からキャビンアテンダントになりたいという夢を抱いており、専門的な学びができる本学を選びました。入学後すぐにTOEIC試験の対策講座を受講し1年でスコアを495点から670点まで伸ばすことができました。学内の留学制度を利用し8月からノルウェーの大学に約半年間の留学が決まっており、楽しみにしています。戻ってからはTOEICスコア800点を目標に英語の勉強に力を入れ、専攻コースにある「空港エアライン特別プログラム」を受講して目標に近づいていきたいと考えています。

大学概要

住所 神戸市東灘区向洋町中9の1の6
アクセス 六甲ライナーマリンパーク駅徒歩3分
学部(本年度定員) 経済学部(300人)、リハビリテーション学部(80人)
教員 教授29人、准教授16人、講師3人、助教6人
在学生 1699人(男1180人、女519人)
ホームページ http://www.kobe-kiu.ac.jp/

オープンキャンパス スケジュール

日程 7月16日(日)・23日(日)、8月6日(日)・13日(日)
(上記は午前、午後の部あり)

8月20日(日)、9月3日(日)・17日(日)、10月1日(日)・22日(日)、
11月12日(日)
(1部制)
時間 午前=午前10時〜午後0時半
午後の部=午後1時半〜午後4時
1部制=午前11時〜午後1時半
お問い合わせ 入試広報センター ☎078-845-3131

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